ウクライナ、ロシアのドローン攻撃を非難 米ロ首脳会談後も続く

(VOVWORLD) -ウクライナとロシアは20日にかけて攻撃用ドローン(無人機)を発射したと互いを非難しました。

この数時間前にはロシアのプーチン大統領が米国のトランプ大統領と電話会談を行い、即時停戦を改めて拒否していました。ウクライナ空軍は20日、テレグラムで、ロシアがドローン「シャヘド」108機と「さまざまな種類のおとりドローン」を発射したと発表しました。東部、中部、北部で93機を撃墜したと明らかにしました。

今回の攻撃は、トランプ氏とプーチン氏が19日に約2時間にわたって会談した後に行われました。トランプ氏は電話会談を受け、ウクライナとロシアが「ただちに」停戦交渉を開始すると述べていました。

一方のプーチン氏は、「関連する合意が成立すれば、一定期間の停戦の可能性について」ウクライナと協議する用意があると語りました。

ロシアのウシャコフ大統領補佐官は、この会談で停戦の期間については協議されなかったとしています。

ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、ロシアが戦争と占領を継続するために時間を稼ごうとしているのは明らかだとSNSで非難。ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は「残念ながら、トランプ氏とプーチン氏の電話会談後も現状に変化はない」と述べました。(CNN)

ご感想

他の情報